
入社して初めの頃は楽しかったのにだんだん辛くなってきた。
会社行きたくないな。
これがサラリーマンの宿命なのかな。

僕も1年目の頃辛かったなあ。
でも今振り返ってみるとたくさん良い経験ができたと思うよ。
頑張って一緒に乗り越えよう!
社会人1年目や若手社員の頃は辛いことがたくさんありますよね。
僕も毎日辛い、行きたくないと思いながら出勤していました。
本気で学生に戻りたいと思いながら仕事をしていましたね。
そんな僕も、今では社会人4年目になり、辛い社会人1年目を乗り越えました。
それなりに充実しているサラリーマンライフを送ることができています。
そこで本記事では、僕がどのように「辛い」から脱却したか書いていきます。
少しでも仕事で辛い思いをしている人への後押しになれば幸いです。
社会人1年目はなぜ辛い【原因】
社会人1年目を振り返り、僕が辛いと思ったことはこちらです。
- 色んな人に気を遣う
- 仕事ができない
- 上司が怖い
- 労働環境が悪い
- 理想と現実のギャップ
以下、僕の体験談を踏まえ深堀りしていきます。
色んな人に気を遣う

新卒で入社するともちろん職場の中では一番下っ端となります。
後輩はいないので何をするにも自分から行動しなければならず、常に周りに気を配る必要があります。
特に、電話取りやコピー取り、その他事務処理など、細かいところは全て引き受けることになります。
むしろ、「新人だからやって当たり前」と思われることもあります。
また、業務以外にも飲み会の幹事を任されたり、みんなが思う「嫌な仕事」はたいてい新人が行うこととなります。
そのため、入社して間もない頃は、ただでさえも社会人になりたてで不慣れなのに、嫌な仕事や分からない仕事を任され、職場の人たちの目を気にしながら働くことになるでしょう。
僕はずっと周りを気にしながら仕事をしていました。
仕事ができない
どんな仕事をするにしても初めての業務となります。
研修は受けたとしても、いざ実践となると全く違いました。
実際に僕が担当した業務については、引き継ぎ書が3ペーパーだけで同じ部署で一緒に仕事をする人がいませんでした。
つまり、僕一人だけの仕事だったのです。
もちろん、周りに聞いて業務は進めましたが、細かいところまでは分からず悩む日々でした。
仕事相手の人は、僕が新人だからとか関係ないので平気で専門用語や意見を伺ってきます。
正直きつかったです。
何をするにも過去のファイルや要領を見ながら業務をこなさなければならないので仕事スピードが遅く、いつも期限に追われる日々でした。
なんで自分はこんなにできないのだろうと思いながら仕事をしていました。
上司が怖い

僕の最初の上司は知的かつ論理的な人で僕の苦手なタイプでした。
業務で分からないことがあれば、ある程度はちゃんと調べたうえで上司に聞いていました。
最初は教えてくれた上司でしたが、徐々に「自分で考えろ」、「ここに書いてるからまずは調べてから聞いてこい」
というふうになりました。
いや、新入社員なんだから優しく扱えや!と心の中で思いながら必死に仕事をしました。
新人だと分からないことだらけで、調べるにもどう調べていいか分かりません。
何が分からないのか分からなくなってきます。
そして、上司の顔色をうかがいながら仕事をしなくてはいけません。
また、僕の会社は公務員のようなものなので何をするにも上司から決裁(ハンコ)をもらわなければならず、
ハンコをもらうには事前準備が必要になってきます。
特に新人だと上司陣は厳しめに資料を見てきます。
内容はもちろん、「半角、全角」まで文面をチェックされるので簡単にハンコをもらうことはできません。
何度もつき返され、心が折れました。
労働環境が悪い
いわゆる「残業」が多かったです。
新人の頃は残業をすることでアルバイト以上の時給が入るので良いお小遣いになると思い、とても頑張りました。
しかし、毎日続くとなるとさすがにきついです。
たまには定時退社したかったですが、残業するのが当たり前の古いタイプの職場だったので、できませんでした。
社会人1年目から残業が普通に45時間以上ありました。
(ひどいときは100時間…)
上司もなかなか帰ってくれないので、非常につらかったです。
理想と現実のギャップ

内定が決まった時はとても嬉しかったのを思い出します。
一応、第一志望する会社に入社することができました。
お客様のために仕事を頑張り、やりがいを持って働こうと気合が入っていて、早く社会人になりたいって思っていましたね。
しかし、現実は甘くなかったです。
感謝されることはほぼなく、怒られる方が多かった。
やりがいもほぼなく、給料をもらうために働くような感じでした。
職場の雰囲気も良いとは言えません。雑談も少なく、電話音が鳴り響いていました。
あれ、イメージしていたとの違う…
よく言われる「入社後のギャップ」というやつを経験しました。
以上が社会人1年目が「辛い」原因です。
その他にも細かなところはたくさんありますが…
当時はネットでも「新人」「社会人」「辛い」「第二新卒」など調べていましたね。
社会人1年目はみんな大変!辛いなら自分が変わるしかない【解決策】
以下では、僕がどのように解決していったかお伝えします。
- 仕事に取組む姿勢を変える「メモをとりまくる」
- 上司への質問の仕方を変える「質問ではなく提案」
- 失敗しても大丈夫
- 同期や友人と仕事の話を共有する
仕事に取組む姿勢を変える「メモをとりまくる」

まずは周りから信頼を得ようと心を入れ替えました。
「どうせ新人だから」とかは言い訳なのだと気づいたのです。
当たり前のことをできるように全力を尽くしました。
まず僕がやったことは、いつでも小さいメモ帳をポケットに忍ばせておくことです。
「え、当たり前だろ?」と思われるかもしれませんがめちゃくちゃ重要です。
メモを取る姿勢を見せれば、「新人らしく頑張っているなあ」と少なからず周りから思われます。
小さなことですが、積み重ねることで信頼につなげることができます。
仮に急に仕事を依頼されてもメモがなかったら覚えきれません。
後で同じことを2回聞くと、相手からの信頼も失います。
常時メモを忍ばせておくことで、もう一度聞かなくてはいけなくなったということが無くなります。
僕はどうでもいいことでもメモをしておいたおかげで、上司から突然質問されたときに即答することができました。
小さなことですが、メモをきっかけに信頼されるようになったと思います。
その日からどこ行くときもペンとメモ帳を忍ばせておくようにしています。
ちなみに僕はメモ帳を2冊使っていました。
1つはとにかく何でもメモする用(何でもノート)で、もう一つは重要な事柄をメモする用(清書ノート)です。
この場合、何でもノートは常に持ち歩き、とにかく気づいたことをメモしていました。
相手に「しっかり聞いてますよ」ってアピールにつながるのでぜひメモをとりましょう。
書かないより、書いた方が良いです。
上司への質問の仕方を変える「質問ではなく提案」

相手に質問するとき、たいていは「分からないので教えてほしい」ということですよね。
友達同士ならそのまま伝えれば良いですが、組織に入ると通用しません。
ではどうするかというと、質問ではなく目的を明確にして提案をするということです。
つまり、自分の考えを質問に入れること。
・例1
誤)A資料のここが分からないので教えてください
正)Z社への提案資料作成のため、A資料のこの箇所を作成しているのですが、私は「B」という結論が良いと考えていますが、いかがでしょうか?
・例2
誤)お客様から問い合わせの電話が入っているのですがどうしたら良いですか?
正)お客様から〇〇について問い合わせの電話が入っています。私からBの内容をお伝えしますか、それとも〇〇課に電話をつないで対応してもらいましょうか?
このように質問の目的と自分の提案を反映させることで、質問の意図が明確になります。
また、質問の内容とともに自分で考えたこと、「主体性」を伝えることも可能になります。
仮に答えが違っていたとしても、上司が訂正してくれるので結局は「正解」を持ちびき出すことができます。
ただ正解を聞くのではなく、自分の考えを反映させ、「提案型」の質問を意識しましょう。
そうすることで上司から「自分で考えろ!」って言われなくて済みます。
失敗しても大丈夫
新入社員は仕事ができなくて当たり前です。
仕事ができないからと悲観的にならなくて大丈夫。
僕もたくさんの失敗や挫折を経験しました。
失敗しない人なんていません。
怒られたり、失敗したりするとものすごく落ち込みますし、次の日会社に行くのも辛いですよね。
でも、失敗するたびに改善し、成長していけばいつかきっと振り返った時に、「あの時はしんどかったけど、失敗したからこそ今があるんだなあ。」と振り返ることができますよ。
今の僕がそう感じています。
悩んでいても仕方がありません。失敗はたくさんしましょう。
そして、その度に成長すれば良いのです。
失敗することは、新入社員・若手社員の特権だと思って、悲観的にならずに前を向きましょう。
同期や友人と仕事の話を共有する

仕事について気を遣わずに話しやすい人と共有しましょう。
辛いことや愚痴を共有することでスッキリします。
また、みんなも同じように悩んでいることが分かるので安心しますよ。
自分だけじゃないんだと思えるだけで少し元気が出ます。
働いていれば楽しいことより、大変なことの方が多いです。
会社員という組織はそういうものなんだと認識することで不安が和らぎます。
友人たちと仕事を話を共有し、励まし合いましょう。
まとめ
社会人1年目はなぜ辛い【原因】
・色んな人に気を遣う
・仕事ができない
・上司が怖い
・労働環境が悪い
・理想と現実のギャップ
社会人1年目は分からないことだらけ。
仕事ができなくて当たり前です。
誰しもが通る道で大きな壁なのです。
僕もたくさん苦労しました。
辛いなら自分が変わるしかない【解決策】

・仕事に取組む姿勢を変える「メモをとりまくる」
・上司への質問の仕方を変える「質問ではなく提案」
・失敗しても大丈夫という気持ち
・同期や友人と仕事の話を共有する
社会人1年目はレベル0です。
武器を持たずドラゴンを倒しにいくようなもの。
失敗して、たくさん経験を積み、果敢に挑んでいきましょう。
そして、当たり前のことを当たり前にできるように頑張りましょう!
僕も頑張ります。
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